パストラルケア

ロレート・ノルマンハーストでは、通学生・寄宿生を問わず、すべての生徒の心身の健康と成長を支える、包括的で高度に個別化されたパストラルケアプログラムを提供しています。本校のアプローチは、「一人ひとりの生徒が、知覚され、価値を認められ、個として大切にされるべき存在である」という信念に基づいており、FACEカリキュラム（Faith、Academic、Community and Pastoral、Extra-Curricular）のすべての領域で豊かに成長するためには、良好な人間関係が欠かせないと考えています。

ロレートハウス制度、コンバーセーション、ホリスティック・プレナリー

生徒は、7〜12年生を縦断する七つのチューターグループを持つ、八つのハウスのいずれかに所属します。これにより、異学年の交流や強い帰属意識が育まれます。各ハウスには、生徒のケアと成長を見守るハウス長が配置されています。生徒は担当チューターまたはアドバイザーと定期的に1対1のコンバーセーションを行い、目標や成長について振り返ります。また、ホリスティック・プレナリーでは、生徒が保護者とチューター／アドバイザーを交えて対話をリードし、自己理解と共有の深化を図ります。

OakSEEDプログラム

本校のOakSEEDプログラム（社会情動的発達プログラム）は、臨床心理学者ダニエル・アインスタイン博士との協働で開発され、学校全体としてのウェルビーイングへの取り組みを強化するものです。レジリエンス、感情理解、そしてメンタルヘルスを守るための保護因子の育成に重点を置いています。

ヘルス&ウェルネス

生徒は、メアリー・ウォード・ヘルス＆ウェルネスセンターを利用できます。同センターには常駐の登録看護師に加え、来校医師やスクールカウンセラーがいます。カウンセリングサービスは平日の授業時間内に利用でき、寄宿生向けには放課後もサポートが提供されます。

留学生サポート

留学生には、ハウスチューター、寄宿スタッフ、EALD（英語支援）教員、ハウス長、スクールサイコロジスト、キャリアカウンセラーなど、専任のサポートチームが付き、入学時のスムーズな適応と在学期間を通じた継続的な支援が確保されています。